剣道をやっててよかったなあ、と心から思えるそんな活動をしております。剣道で勝つことも目指します が、何よりも剣道を通して立派な人間を育てる、ということです。日々の稽古や試合の経験で味わう喜びや挫折感が子供たちの心 の成長にはとても大切です。そのために親も一緒にがんばります。感謝の気持ちは、親が子供のためにがんばる後ろ姿を見せるこ とで育つものだと私は思います。 もちろん、つらい事ばかりではなく、楽しい行事もたくさん ありますので、一緒に活動したい君!お待ちしております。
まずは、河合剣道教室の紹介をいたします。
河合剣道教室の活動は、飛騨市河合町角川にある河合小学校体育館内で毎週火曜日木曜日行われております。保育園児から大人まで、稽古に励んでおります。設立は昭和58年で三十数年という歴史があります。その間はたくさんの剣士たちを送り出しました。この河合剣道教室は、基本を徹底して教え込みます。基本が大事だというのは、どの分野でも共通することですが、なかなかやりこむことは、大変です。しかし、この基本の積み重ねがやがて大きな力となり、自信となり、心の成長となります。辛い体験というのは、今の時代なかなか体験できません。辛い体験を乗り越えたとき、人は大きくなれると思います。そして、そこに楽しさも生まれるのです。そんな経験ができる河合剣道教室です。
河合剣道教室は、1983年に設立しました。以来30数年たくさんの剣士を送り出しました。当時の吉城郡河合村は、その昔から剣道が盛んで、中学生は県大会の常連でありました。また、青年の剣道チームは、全国大会で3位になるなど輝かしい功績を残しております。これほど、盛んだったのですが、子供が剣道を常にやることができる環境はまだ整備されてはいませんでした。そこで、現在先生でもあられます、谷口満先生、吉澤親先生ら若い有志達が、"河合剣道教室"を立ち上げたのです。当時は、体育館が剣士で埋め尽くされるくらいたくさんのいました。そのころは、少年野球もあり、野球にも入っている子供は、少年野球を終えてからパンをかじりながら剣道着に着替えて剣道をやるというなかなかハードなものでした。ところで、河合剣道教室には、団旗があります。"啐啄"です。卒は旧字で卆と書きます。啐啄(そったく)とは、雛(ひな)がかえろうとするとき,雛が内からつつくのを「啐」,母鳥が外からつつくのを「啄」という〕 、つまり,師家と修行者との呼吸がぴったり合うことです。
「剣道を通じて、感謝する心・助け合う心・強い忍耐力を身につけ、心身共にたくましい青少年の育成をめざす。」
・成長過程に応じた適切な指導を行う。
・正しい基本動作を指導すると共に、各自の個性を引き出し伸ばすことに重点を置く
・子どもが自ら考え工夫する芽を育てる。
・やり甲斐のある環境作りに努める。
・生活に自然と生かせる礼法を身につけさせる。
ランニング~準備体操~素振り(5種類)~足裁き(すり足・片足すり足の往復)
防具を着けて
<切り返し>
すり足切り返し・・・・・すべてすり足で左右の面を直接打つ。
切り返し・・・・・正しい間合いと、左右面打突時における手の内の返しを正確に行う。
<基本打ち>
面打ち~小手打ち~胴打ち~連続技(小手面・小手胴)~引き技(面・小手・胴)
<応じ技>
単に打ってきた技に応じるのではなく、自ら攻め入る事で相手を引き出す必要性を教える。
<合同稽古>
一般の指導者も加わり、打突の機会を与えながらも正しい間合いを理解させ、気・剣・体一致で「打ち切る」ことを求める。
<その他>
新入団員・・・・・数ヶ月は礼法・体力作り・基本足裁き及び竹刀を使っての基本動作。
低学年・・・・・・・竹刀操作と足裁きを中心に反復練習。実践の中で基本に準じた技の習得。
高学年・・・・・・・ムダのない素早い技の習得。「どのよにう打つか?」から「いつ打つか?」「打つためにどう攻めるか?」に重点を置く。
<木刀による剣道基本技稽古法>
木刀を使った基本技を学ぶことで、正しい間合いと手の内・刃筋正しい打突を理解させる。おおむね3年生より実施。
稽古場所は、飛騨市河合町にある河合小学校体育館内で行っております。稽古時間は毎週火曜日と木曜日の午後6時50分~8時まで行っております。