指導者はあくまでも子供たちの成長の道しるべをすること

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 昨日(平成27年9月7日)、河合剣道教室指導者会議が行われました。

 その目的は、昨年(平成26年度)より新規指導者が大勢加わったことから、今後指導していく上で指導体制や指導方針の

統一をはかるため今一度確認の意味で行われました。


河合剣道教室の指導者は、情熱を持って指導しますが、あくまでも子供たちの方向性や目的のためつまり道しるべになることが

求められ、その道しるべなることを指導者全員で再確認しました。

 

河合剣道教室の基本方針はこちらです

 

 

河合剣道教室に基づき以下の内容を再確認しました。


①「なぜ一つ一つの基本が大切なのか?」を理解させる

例えば、「〇〇はダメだよ」ではなく、○○だと○○したとき○○になるから・・・。といったアドバイスや「○○がとてもいい!

さらに○○するともっとよくなるよ!」です。

 具体的に言うと、練習メニューの中に片足すり足(左足だけですり足)というのがあります。なぜこのような練習をするのか?と

子供たちは疑問に思いますが、その意味をしっかりと教えます。すると、子供たちも相手に攻めるときとても重要な練習であることが

理解できより練習に熱が入ります。このように「なぜ・・・・?」を土台に指導していくということを再確認しました。


②個人の特性(技術、性格、体力、体格)を活かした指導

人間は十人十色であるように剣道も十人十色です。一人一人の特性を把握し、その子にとって一番いい指導を行うよう再確認しました。


③礼法の徹底

剣道具の取り扱いや、着装などは気づいたことは即指導します。これは、生活していく上でとても重要なことで、こういったことが普段の

生活に出てきます。例えば礼儀だったり、あいさつができる子であったり、だらだらとした行動をしないことなどです。

剣道教室は、集団活動である以上、「和(輪)」を意識させることや「協力的」「積極的」な行動を引き出す指導をすることも再確認しました。

④技術を高める事と「戦う」ための気迫の強化を両立させる

例えば、練習時間の前半は基本技術、後半は打ち込み(掛かり稽古)など、気力を引き出すための稽古内容にするなどです。

こういったことを再確認しました。


⑤随時稽古の工夫を考える


練習メニューも常に同じではなく、状況や時期に応じて変えたりするということを再確認しました。

昭和58年以来、32年の歴史あるこの河合剣道教室が続いているのも、保護者の皆様のご協力や理解です。そして、こういった基本的な指導方法を確立して子供たちの道しるべを行っていくことがさらなる発展をしていくと思います。

 また、現在河合剣道教室には「スポーツ少年団認定員」という資格を持った指導者が3名います。今後は、さらに大勢の指導者が順次取得していき、スポーツ少年団の共通の認識も持って指導にあたる予定でおります。保護者の皆様、今後もどうぞよろしくお願いします。

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